休職中って、時間がありすぎてなにをしたらいいのかわからないですよね。
この記事では、私が1年間の休職中にやってよかったこと・やって後悔したことをご紹介します。
新入社員でうつ病と診断され、休職した経験からお伝えします!
やってよかったこと
休職したら休むべき!とわかっていても、ちょっと社会とのつながりを感じる活動をしたいなと思うときもありますよね。
そんなときに筆者がやっていたことをご紹介します。
お小遣い稼ぎ
休職中は「お金を稼いでいないから社会に参加していない」という強迫観念が強くて苦しかったです。
ハピタス などのポイントサイトやアンケートサイトで1円ずつ貯めたり、クラウドワークスに掲載されているアンケート案件や、200字程度のライディング案件なんかを受けました。
最初は一ヵ月で合計1,000円くらい頑張りました。
1円でも発生させることで「今の自分でもお金が稼げるんだ」と思え、激しい焦燥感から一旦落ち着くことができました。
このあたりなら副業禁止の会社でもできるはずです。
いままで行けなかった病院に行く
もともとお腹が弱かったり貧血になりやすいのですが、昔からそれは「メンタルが弱いから」「根性が足りないから」だと言われていました。
そこで時間もあるしいろいろ行ってみることに。皮膚科、耳鼻科、皮膚科、胃腸科、婦人科……
すると、いろいろ持病的なものが見つかりました。
え、病名あるじゃん!なんだ!めっちゃスッキリした~!という気持ちでした。
その結果「ふつうの就職はムリだ自分!しょうがない!だから身体にあった働き方を探せばいいや!」という方向にシフトできたのです。
本屋さんに行く
興味のないカテゴリのエリアに入り、背表紙をなんとなく眺めているだけで
今まで視野がクソ狭かったんだな…
自分って意外とこういうことに興味があるんだな…
と、働いているうちは気付けない様々な可能性に出会いました。
筆者はとくに資格試験エリアが一番落ち着きました。実際にそこで参考書を手に取ったFPと簿記、WEBデザインの資格を取得してフリーランスの今に至ります。
よくなかったこと
SNS周回
マジでやめましょう。メンタリストDaiGoさん曰く「人は比べることでしか不幸になれない」。この言葉が本当に身に沁みます。
社会人にもなるとSNSはマウント祭りです。スマホの中に居場所はありません。
世の中には幸せな人しかいないような気がして、一層自分を追い込んでしまいました。
アルバイトを始める
半年後、すこし働きたいと思った=もう元気になったと勘違いしていました。
たまたま受かったアルバイト先の人間関係がよくなかった…。
人間関係のストレスに耐えられるほどのメンタルは回復してなかったので、再びうつ状態に。完全失敗でした。
やっておけばよかったと思うこと
現在フリーランスになって仕事探しをしていて一番思うことは「クリエイティブスキルがあればなぁ」です。
とくに「Adobeのスキルを身につけておけばよかったなぁ」とよく思います。
たとえば、ココナラ の出品を見ているとPhotoshopって需要あるんですよね。
「写真をいい感じにします!」「映り込んだ障害物を消します!」とかで数百円稼げる。その作業自体は数秒で終わるのに、です。
今あの頃に戻れたとして習得するなら、ExcelよりもPhotoshopかなぁって思います。
まとめ
時間があるからこそやってよかったことと、すこし回復してきたところで焦って社会復帰してしまった失敗談をまとめました。
休職中、本当にもどかしいですよね。お金を稼いでいない不安に負けそうになる。
働こうか迷ったら、会社に戻る、アルバイトで働く、というよりも前に、まずはスキルをつけてお小遣い稼ぎをしてみるというのをお勧めします。
その結果、身に付いたスキルで一生食っていけたりするかもしれませんよ!
落ちついてきたら病院で自己メンテナンスと本屋さんでできる簡単自己分析がおすすめです。
自分のことをよく知っておいて損はありません。きっと。
焦るなと言われても無理!とにかく行動したい!という方は、資格受験なんかおすすめです。
私も知識を味方につけて、自分を守りながら生活していきたいです。