- 外務員一種に独学で受かりたいけど、理解力に限界を感じる
- 今のテキストをやっていて大丈夫なのか心配
- 過去問がないから対策のしようがない!と自暴自棄になっている
- 実際に使ったテキストのレビュー
- 実際に使った問題集のレビュー
- 金融素人でも受かる勉強スケジュール
外務員試験はランダム出題なので、実際に試験を受けるまでどんな問題が出るかがわからないという不安な状況が続きます。
この記事では、一回落ちて、二回目に合格した筆者が使用したテキスト・問題集を紹介します。
勉強中のどの段階で、どのテキストがふさわしかったを実際の経験からお伝えします。
素人にわかりやすいテキストはない
金融素人にとっては正直、テキストはどれも変わりありません。本当に、まったく、なに言ってるのかわからないです。
外国語の本をいきなり読むのと同じくらい全然わからない。
テキストを一冊決めたら、もうあとは基本的にスマホで調べるのみ。
外国語の本を辞書を引きながら解読していく感じでした。金融商品の知識ほぼゼロだったので…
テキストと問題集をそろえる必要はない
問題集を中心に勉強できる段階になったら、テキストは用語を調べる辞書としてのみ使用しました。
同じシリーズで揃えるメリットはテキストと問題が連動していること。
問題の上に「テキストの何ページに書いてあるよ!」と注釈があったりするんですよね。
しかし、外務員一種では○×問題よりも配点の大きい計算問題を解けるようになることが非常に重要です。
○×問題も計算問題も、問題集の解説で理解できればOKです。
実際に使ったテキストのレビュー
テキスト
すっきりシリーズ
最初から合格まで使用していたテキストです。
このシリーズには簿記3級、FP2級でもお世話になりました。
挿絵が猫だし、登場人物がイメージできてわかりやすいです。
ただ今回ばかりは裏切られたと思いました。最初は難しくて解読不能でした。
「専門用語を使わないっていったじゃん!!」と叫びたい気持ちを抑えつつ、単語をスマホで調べながら進めました。
長期記憶のためにも、頭の中で人物を想像しながら理解したい人にはおすすめのシリーズです。
うかる! 証券外務員一種 必修テキスト
外務員一種では王道のテキストです。
後述する問題集が非常に優秀なので、テキストとそろえたい場合はおすすめです。
このテキストは途中でやめてしまいました。端的に書いてあるのはいいけど、全くの初心者には解読に時間がかかると思ったからです。
ただ、このシリーズには試験対策に必須の予想出題範囲が書いてあります。
テキストか問題集のどちらかは必ず持っておきましょう。
問題集
ユーキャンの証券外務員一種予想問題集
実際の試験に近い問題演習ができる問題集です。
過去問対策がしたい!試験に近い問題で数をこなしたい!というときにおすすめです。
一回目受験のときはこの問題集を使いました。
というか近所の本屋さんにこれしか置いてなかった
試験を受けたあとに見直すと、本番の試験とほぼ同じ問題文でした。計算問題と五択問題はとくに同じ。
一回目はなげやりになっていたので、不合格になったとき「問題集がよくなかったんだ!」と捨ててしまったのですが、
後で「やっぱり取っておけばよかった…」とめっちゃ後悔しました。理由は後述します。
うかる!証券外務員一種必修問題集
これ一冊で試験対策が完結する必須のテキストです。
二回目受験のときに使いました。このテキストには的確な予想出題数とコメントがついているので、その通りに対策すればOKです。
一方、これは一回受験したからこそ感じたことですが○×の問題文が実際の試験で出た文章とはかなり違います。
文章が違うことに不安になり「やっぱりユーキャンの問題集を取っておけばよかった…」と思いました。
ただ、計算問題は解説が納得できるまで書いてあったし五択問題も出題範囲が的確でした。
また試験予想が的確で「サービス業務」の予想は○×問題が5問。実際の試験でも5問でした。
外務員一種に最短合格するためにもっとも重要なのは出題範囲を把握すること。
そうしないと範囲が膨大すぎて疲弊してしまいます。
素人でも2ヵ月で受かる勉強方法
金融アレルギー状態から勉強期間約2ヶ月で合格しました。流れはこんな感じ。
- ①単語を調べながらテキスト一周目を読む(3週間)
- ②テキスト二週目を読みながら問題集を解く(2週間)
- 【一回目受験】不合格
- ③五択・計算問題をわかるまで調べる(2週間)
- ④五択問題を完璧になるまで繰り返す(1週間)
- 【二回目受験】合格
デリバティブなんて完全に理解しようと思うと大変だし心が折れます。
ですが解き方さえ覚えてしまえばパターンで解ける問題ばかり。
五択問題と計算問題は絶対に捨ててはいけない…!と気付き対策を行った結果、合格できました。
メリハリをつけ、五択問題・計算問題をマスターすることを目標にしてみてください~