- 外務員一種に受かる気がしない
- 今の勉強方法に自信がない
- やってはいけない4つの失敗
- 合格のためにすべき4つのポイント
この記事では、筆者が不合格になったときにしていた勉強方法と、二回目で合格にいたるまでの勉強方法をそれぞれ紹介します。
試験が難しかったというより、勉強の仕方を間違えてました。
不合格前にやっていたこと
[NG!]一問一答問題をひたすらくり返す
問題集やアプリで一問一答形式問題をひたすらやりました。
理由は出題数が100問中70問もあったからです。
間違えた問題も丁寧に見直して、勉強時間のほとんどを一問一答形式問題に費やしました。
試験終了後「7割は解けたから合格したんじゃないかな!」と思ってワクワクしてました。
【結果】不合格でした。
[NG!]全範囲の問題を解く
外務員一種の試験範囲は全部で17章。膨大な試験範囲です。
とにかくテキストは全範囲を読み、すべての問題を同じように解きました。
【結論】時間のムダでした。
不合格前にやらなかったこと
[NG!]デリバティブの理解
本っっっ当にわからなくて思考停止してしまった結果です。
デルタ・ガンマ・セータ…という単語で拒否反応が起きて放棄。
まあ出ないだろうと思ったし覚えたところでたった一問だし。
この“一問”が配点10点であることを甘く見ていました…
[NG!]計算問題の対策
オプション取引の「ストラドルの買い」は絶対理解できないと思って
もはや語呂合わせの短期記憶で挑みました。
短期記憶で挑んだ結果、当然のように忘れて撃沈。
二回目で合格したときの勉強法
一回目の反省点を生かして勉強方法を変えた結果、二回目で合格しました。
受験料は9,880円と高いし、落ちると1カ月間受けられなくなります。
できれば一回で合格してくださいね。勉強のポイントは4つです。
一問一答は軽く
○×問題ってテンポよく回答できるから、ついやってしまいがちなんですよね。
問題数も100問中70問が○×問題です。
しかし配点は400点満点のうち100点しかありません。
全問正解したところで合格点に達せない○×問題に時間を使うのは効率が悪いです。
頻出問題だけ確認して、あとはさらっと確認程度にとどめましょう。
■外務員一種試験の配点
出題数 | 配点 | 合計 | |
○×問題 | 70問 | 各2点 | 140点 |
五択問題 | 30問 | 各10点 | 300点 |
勉強範囲を絞る
17章全部を完璧にする必要はありません。出題されやすい範囲は決まっています。
しかも各分野の出題数と配点はこの問題集に書いてあったんです。
早く知りたかったなぁ…
例えば、セールス業務の予想は一問一答問題が5問ですが
実際の試験で数えてみたら本当に5問でした。しかも常識で答えられる問題ばかり。
- テキストを一読するレベルで大丈夫な範囲
- しっかり対策すべき範囲
合格するためにはこれらを把握することが重要です。
計算問題を完璧に
仕組みを完璧に理解できなくても、問題を解けるようになればOKです。
株・債券・証券税制・デリバティブは計算問題を全問解けるようにしました。
パターンさえつかめば、自己流の解き方でなんとか回答を出せるようになります。
金融商品を完璧に理解するのは、実務についてから教わればいい。
とりあえず合格しないと先に進めないんだ…!という人は割り切って進みましょう。
全く分からないを減らす
理解を拒みすぎて「ここはさすがに出ないだろう」と勝手に範囲を捨てるのは危険です。
オプション取引のプレミアムってなんだ?買いの売りとか、売りの買いとか意味が分からなさ過ぎて泣きそう。
調べても出てきた解説サイト自体が難しいから困りますよね。
YouTubeは初心者向けに解説をしている人はまだ少ないですね。ほとんどが投資家向け。
手っ取り早く金融感覚をつけたい人は、実際に証券口座を開設してみるのもおすすめです。
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