WEBライティングの資格を取りたいなと思って調べていたら、似たような検定が並んでよくわからなくなりました。
WEBライティング系で有名な資格は2つ。
WEBライティング技能検定とWEBライティング能力検定です。
それぞれの概要と、違いをまとめてみました。
試験概要の違い
WEBライティング技能検定 | WEBライティング能力検定 | |
得られる肩書き | Webライティング実務士 | Webライティング能力検定1~3級 |
受験料 | 6,000円 | 13,500円(受験料+テキスト) |
試験頻度 | 月1回 (土曜日または水曜日) | 3ヵ月に1回 (2021年は2月・5月・8月・11月) |
受験方法 | オンライン・自宅 | 試験会場 |
通信講座費用 | 32,000円 | 19,800円(受験料+テキスト+DVD ) |
その他の費用 | 3,000円 (WEBライティング実務士ID発行料) | なし |
合計費用 | 41,000円 | 13,500円 (2年後は25,500円) (4年後は37,500円) (6年後は49,500円) |
更新料 | なし | 2年ごとに12,000円 |
主催者 | 一般社団法人日本クラウドソーシング検定協会 | 一般社団法人日本WEBライティング協会 |
特典 | ランサーズで資格取得者をオススメ人材として紹介 サグーライティングプラチナでの記事報酬が永久5% | 協会主催のセミナーへの無料または割引参加 1級取得者には仕事を紹介する可能性あり 試験監督の依頼あり 検定の紹介でアフィリエイト報酬2倍 |
WEBライティング技能検定はヒューマンアカデミー通信講座『たのまな』の講座を受講しないと受験することができません。
WEBライティング能力検定は受験料の中にテキストが含まれています。+6,300円でDVD講座を受講することができます。
試験範囲の違い
WEBライティング技能検定は、初心者向けのようです。
ビジネスマナーやクラウドワークの基礎知識など、仕事をしたことのない超初心者を前提とした内容が含まれます。
ヒューマンアカデミー通信講座『たのまな』WEBライティング技能検定講座
通信講座の中にタイピング練習の教材が入っていることからも、対象者が副業の未経験者レベルなのでしょう。
WEBライティング能力検定は、経験者向けと言えます。
試験内容の中でも、コピーライティングやSEO、関連法規のボリュームがあります。
HPを見てみると企業のウェブマーケティング担当者の受験が多いようで、実務的な需要がある内容になっているようです。
技能試験を選んだ理由
今回フリーランス歴3年の私がなぜ超初心者向けの技能試験を選んだか、理由を説明します。
クラウドサービス上の特典があったから
経験上、クラウドワーク系の一般募集では実績がない状態でライティング案件を受けられる可能性はかなり低いです。
というかほぼ受けられません。応募しまくったけど見送りばかり。
そのためWEBライティング技能検定では、試験に合格するだけで案件受注の優遇措置がある点が大きなメリットに感じたからです。
オンライン受験だったから
軽めの資格受験であればオンライン受験ってめちゃめちゃありがたいんですよね。
受験会場に行くための移動時間があると、どうしても丸一日使うので疲れますし。
夏暑いですし。
能力試験を選ばなかった理由
更新料を考えたらそんなに変わらない
能力試験では、初期費用は抑えられても更新料がかかります。
技能試験は初年度のみ合計41,000円。
能力試験は2年ごとに支払う更新料を考えると、25,500円、4年後は37,500円、6年後は49,500円。
4年後にはそんなに変わらないと思いました。
実地試験だから
試験会場は全国17カ所。
8月の受験は時期的に暑いのと、2時間の試験のために田舎民にとっては少し腰が重かったです。
まとめ
WEBライティング技能検定とWEBライティング能力検定の大きな違いは、受験場所・更新料・クラウドワーク上の特典の有無です。
今回はクラウドワーク上の特典に惹かれたのと、夏ということで自宅受験ができる技能試験を選びました。
ただ、能力試験も捨てがたいです。
肩書は「WEBライティング能力検定1級」の方がちょっとかっこいいかなと思ったり、スコア制の試験形態が面白そうだなと思ったり。
機会があれば両方受けてみようと思います!
ヒューマンアカデミー通信講座『たのまな』WEBライティング技能検定講座